学校法人の合併について

法人合併のご挨拶 2016(平成28)年4月1日
学校法人上智学院 理事長 髙祖敏明

本日、カトリックイエズス会を経営母体とする5つの学校法人が合併し、新たな学校法人「上智学院」が誕生いたしました。
栄光学園中学校・高等学校を運営する学校法人「栄光学園」(神奈川県鎌倉市)は、大学等を運営する学校法人「上智学院」(東京都千代田区)、またそれぞれの地域で中学高等学校を運営する学校法人「六甲学院」(兵庫県神戸市)、学校法人「広島学院」(広島県広島市)、および学校法人「泰星学園」(福岡県福岡市)との間で昨年3月に合併契約書を締結、10月15日に文部科学省より認可を受けました。

新法人は「上智学院」として東京都千代田区に法人本部を設置することとなり、学校法人「栄光学園」を含む4法人は解散いたしました。今後は設置する各学校の円滑な運営を図るとともに、法人としての意思決定の明確化、迅速化を図るべく、理事会のもとに「高等教育常務会」と「中等教育常務会」を発足させました。それぞれの常務会が分掌する学校に関して、理事会で決定された事項を執行するとともに、学校運営に関する重要事項を理事会に提案する体制を取ってまいります。

また、栄光学園中学校・高等学校を含む4つの中学高等学校は上智大学の附属学校とはならず、それぞれの教育方針を継続し、各校の歴史と地域性に配慮し、その経営は独立採算を維持することを基本とします。イエズス会の教育理念を共有し、これまで発展を続けてきた各学校は、今回の合併により大学教育と中学高等学校教育の、より緊密な連携のうちに「イエズス会教育の深化」、「幅広い教育ネットワークの構築」、「次世代の担い手の養成」を実現するために協働してまいります。

なお、新法人の理事長として髙祖敏明が選任されましたこと及び新法人が設置する各学校の長は以下のとおりとなりますことをご報告いたします。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(中等教育機関)
栄光学園中学高等学校  校長 望月 伸一郎
六甲学院中学校・高等学校  校長 古泉 肇
広島学院中学校高等学校  校長 三好 彰
上智福岡中学高等学校  校長 大石 英雄

(高等教育機関)
上智大学  学長 早下 隆士
上智大学短期大学部  学長 山本 浩
上智社会福祉専門学校  校長 髙山 貞美
聖母看護学校  校長 和田 サヨ子

学校法人合併認可のお知らせ (認可日2015年10月15日)
2016年4月1日付で5つの学校法人が合併し、学校法人「上智学院」に

学校法人「上智学院」(東京都千代田区、理事長:髙祖敏明)と学校法人「栄光学園」(神奈川県鎌倉市、理事長:萱場基)、学校法人「六甲学院」(兵庫県神戸市、理事長:赤松廣政)、学校法人「広島学院」(広島県広島市、理事長:李聖一)、および学校法人「泰星学園」(福岡県福岡市、理事長:増井啓)は、このたび2016年4月1日付けで法人合併することが10月15日、文部科学大臣より認可されました。

5法人は2014年10月23日に「法人合併の基本合意に関する協定書」を締結し、2015年3月27日に合併契約を締結。その後、文部科学大臣に法人合併認可申請書を提出しておりましたが、法人合併が認可されたことにより2016年4月1日付で新たな学校法人「上智学院」が発足いたします。

なお、4つの中学高等学校は上智大学の附属学校とはせず、それぞれの教育方針を継続し、各校の歴史と地域性に配慮し、その経営は独立採算を維持することを基本とします。新法人は、合併により大学教育と中学高等学校教育のより緊密な連携のもと、「イエズス会教育の深化」、「幅広い教育ネットワークの構築」、「次世代の担い手の養成」を実現するために協働していきます。

学校法人合併契約締結のお知らせ
2016年4月1日付で5つの学校法人が合併し、学校法人「上智学院」に

2015年3月27日、学校法人「上智学院」(東京都千代田区、理事長:髙祖敏明)と学校法人「栄光学園」 (神奈川県鎌倉市、理事長:萱場基)、学校法人「六甲学院」(兵庫県神戸市、理事長:赤松廣政)、学校法人「広島学院」(広島県広島市、理事長:李聖一)、および学校法人「泰星学園」(福岡県福岡市、理事長 増井啓)は、合併契約書に調印いたしました。今後、所要の手続きを経て2016年4月1日付で学校法人 「上智学院」に法人本部を設置し、他の4法人は解散いたします。

5法人は昨年10月23日に「法人合併の基本合意に関する協定書」を締結し、合併契約の締結に向けて協議を続けてまいりました。今回の合併契約締結に伴い、今後は各都県の所轄庁を通して文部科学省に合併認可を申請し、合併に向けた手続きを開始します。

なお、4つの中学高等学校は上智大学の附属学校とはせず、それぞれの教育方針を継続し、各校の歴史と地域性に配慮し、その経営は独立採算を維持します。イエズス会の教育理念を共有する5法人は、合併により大学教育と中学高等学校教育のより緊密の連携のうちに、「イエズス会教育の深化」、「幅広い教育 ネットワークの構築」、「次世代の担い手の養成」を実現するために協働していきます。

イエズス会を設立母体とする五つの学校法人の合併について

秋色もようよう濃くなってまいりました。みなさまには日頃より学園の教育活動にご理解とご協力をいただき,心より感謝いたしております。

さて,このたび,本校と同じくイエズス会を設立母体とする五つの学校法人,すなわち本校に加え,上智学院(上智大学)・六甲学院(中高)・広島学院(中高)・泰星学園(上智福岡中高)は,法人合併に向けての協議を始めることにいたしました。みなさまがたには是非とも今回の法人合併の趣旨をご理解いただきたく,お知らせ申しあげる次第です。

(1)この法人合併の目的は,設立母体であるイエズス会と大学・中高の各教育機関との関係を,より緊密なものにしていくことにあります。おかげさまをもちまして,栄光学園は,全国的にも各方面で高い評価をいただいております。今後も,栄光学園がイエズス会を設立母体とする教育機関として,その特性を活かしつついっそう飛躍していくためには,イエズス会の教育理念をより効果的に教育現場で具体化していく必要があります。そのためには,現在,五つの教育機関ごとにある学校法人がひとつにまとまった新法人を介して,栄光学園がイエズス会とつながっていくことが,栄光学園の今後に向けてよりよい途であるという結論に達した次第です。

(2)五つの学校法人が設置している大学・中高校は,それぞれ創立年も設置された場所も違い,異なった歴史と文化を有しています。それゆえ,法人としての合併は行うものの,教育事業内容の提携ではございませんので,栄光学園という校名をはじめ,今まで行ってきた栄光学園の教育のあり方は変わりません。したがいまして,栄光学園が上智大学の付属校にされるとか,あるいは系列校化が進められることではありません。また,この法人合併によって,栄光学園の実際の進路指導の方向が変わるということもありません。そして,現在ある同窓会・保護者会・後援会などの集まりもそのまま継承されていきます。

21世紀の時代によりふさわしい教育を展開するためには,海外とのネットワークも重要になります。世界のいたるところで学校教育を展開しているイエズス会は,まさにそのネットワークをもっています。今回の法人合併によって,このネットワークがさらに緊密になり,教育上の成果につながっていく途を広げていきたいとも願っております。

(3)イエズス会を設立母体とし,“Men for others,with others”という同じ教育理念を共有している五つの学校の法人合併によって,栄光学園が今後ともさらによりよい教育を実現できるよう,精一杯の努力をしてまいります。みなさまにおかれましても,本件につき,なにとぞご理解を賜りますよう,重ねてお願いを申しあげます。なお,合併協議が終了し一定の結論が出た際には,みなさまにはあらためてお知らせ申しあげます。

末尾になりましたが,みなさまの上に神の祝福が豊かにありますことをお祈り申し上げます。

2014年10月23日
栄光学園中学高等学校
理事長  萱場  基
学校長  金子 好光

以下、プレスリリース原文