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始業式その二 感情を鍛えよう!

今日は成人の日。成人式を迎えた卒業生の諸君、おめでとうございます!

 

さて、始業式の私の話の続きです。本物のあこがれを見つけるためには、自分の感情に気付いていることが大事だという話をしました。

冬休み中に尾崎世界観さんの次の文に目が留まりました。「十代の頃は感情を鍛える大事な時期だと思います。」

それを読み、私はまず「感情って鍛えられるのだろうか?」と思いました。しかし、思春期の感情の起伏の激しい変動に耐えて、感情の使い方を覚える、という意味でなら「鍛える」と言ってもいいのかもしれないと思い直しました。

感情は私たちの行動にエネルギーを与えてくれる「燃料」のような役割を果たします。感情の動きに注意して、それ気付き、上手に使うことを覚えたい。実のところ、私自身は自分の感情をまだ上手に使いこなせていないという自覚があります。もっと日常の喜びやたのしさを自由に表現したい。そういう意味では、「感情を鍛える」ことは誰にとっても一生の課題と言えそうです。(始業式その三に続く)